青森県のリフォーム有力店競争に、あるビルダーが参入している。年商20億円を達成している、ビジョナリー・アンド・カンパニー(弘前市)だ。昨年4月から、リフォーム・リノベーションブランド「イエだから」を本格化。2021年3月期は売り上げ1億7500万円を記録し、今期は3億5000万円超を見込む。青森ナンバーワンを目指すリフォーム事業の戦略を取材した。
【リポート/編集部 後藤梓】
全面改装用モデルハウスは断熱材を入れ耐震補強をした
持ち家向けリノベを強化
同社が展開している事業は、5億円を売上げる不動産仲介や売買のほか、新築、賃貸、ライフコンサルと幅広い。メインは新築事業。年間売上は12億円を超え、棟数は約80棟にも及ぶ。
以前は、不動産売買時や賃貸物件のリフォームをしていた。そんな中、築年数の古い住宅を建て替えず長く住み続ける需要が高まっていると感じ、持ち家のリノベーションも強化したいと「イエだから」を立ち上げた。弘前市に専門店を構えている。
全面改装と部分改装用モデルハウスで集客
「イエだから」で手掛けた案件は、年間約100件にもなる。特に断熱工事や耐震工事を複合したリノベーションに力を入れており、平均単価は1750万円と高い。開始1年で急成長を遂げる理由は2つある。
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