認知度アップで「業績さらに伸びる」
生協会員向けにリフォームを提供するコープハウジング(神奈川県横浜市)は、2013年3月の決算を前にリフォーム事業売上げが前年度比13%増の9億870万円となった。震災の影響もあり、売上げが伸び悩んだ2011年度から復調を果たした。

川口佳之課長(右端)らコープハウジングの面々
コープハウジングは、神奈川県、静岡県、山梨県の生協会員に向けて主に生活に関わるサービスを提供するコープライフサービスの住宅部門。主に神奈川県の会員約60万人に向けてサービスを提供しており、ユーザーからの問い合わせを受けた後、同部門が提携する工事会社に依頼する形を取っている。
川口佳之課長は、「リフォーム事業の認知度向上で、さらに売上げは伸びる」と話す。会員に対して同社が行った調査によれば「生協がリフォーム事業を行っていることを知っている」と答えたのは10%以下で、認知度はかなり低いためだ。
現在行っている生協の商品宅配サービス利用者へのチラシ配布だけでなく、店舗営業を増やしてPRを積極的に行う考えだ。
同部門はリフォーム以外にも家事代行サービスや庭木の手入れのサービスを提供している。3つの事業の今年度売上げは、現在12億円。

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