震災特需の落ち込み見据え
宮城県仙台市でリフォーム事業を展開するファミリ工房東北は、2013年2月14日に福島県郡山市に新店舗を開設した。藤木武人社長は、「特需の落ち込みの対策として、営業エリア拡大を図りたい」と話す。

新しくオープンした福島県郡山店
同社は震災特需により、前期は前前期から30%増となる3億2300万円と売上げを伸ばした。新店舗の初年度売上げ目標は1億円で、今期はさらなる売上げ拡大を目指す。
郡山店のサイズは10坪ほどで、当面は藤木社長と事務スタッフで運営する。今後は現地で従業員を採用する予定だ。
「郡山に出店したのは、たまたま現地の建設会社の社長から『ここでリフォームをやってみないか?』と誘われたから。そのため郡山は当社にとってはまったく知名度も土地勘もない場所です。どのようなリフォーム需要があるかは予想できないが、仙台店と同様に被災地では需要の高い耐震工事と耐熱工事に力を入れます」(同社長)

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