中古住宅のインスペクション提供
新築・リフォーム・不動産仲介事業を手掛けるブルーホームズ(愛知県名古屋市)では、ホームインスペクション(建物診断)サービスを本格化している。
「なごや住宅診断所」というブランドを立ち上げ、専用ホームページも開設している。所長の加藤大輔氏はホームインスペクションの啓蒙・人材育成を行う日本ホームインスペクターズ協会の理事であり、同協会公認ホームインスペクターの資格も持つ。
同社が提供するサービス内容は、中古住宅や新築住宅(建売・分譲など)の診断。室内・外回り・床下・小屋裏・設備などをチェックし、報告書を作成。住宅購入を検討しているユーザーに、資料を元に住宅の性能について解説を行い、購入の判断の指標にしてもらうというもの。
「中古住宅の屋根裏にこうもりが住み着いているのを知らずに購入して裁判になったケースや、シロアリ被害のある住宅を購入してしまい売り主とのトラブルになった事例など、特に中古住宅購入にはリスクがつきもの。それを第三者の私たちがインスペクションし、安心して購入できるようにサポートすることが目的です」(加藤所長)
現在、ホームページを見たエンドユーザーから月間2〜5件ほどの依頼が舞い込む。
同社のほかに、東海エリアの業者とネットワークを組んでおり、「みかわ住宅診断所」、「ぎふ住宅診断所」、「みえ住宅診断所」などがある。
費用は中古マンションが4万2000円から。戸建てが5万2500円から。
今後は地元の不動産会社と連携を図り、仲介時に合わせてインスペクションの導入を促進していく考え。
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