遊建築工房、キッチンリフォーム単価が300万円に？オンリーワンのキッチンをLDK主役に据え、営繕主体から脱却

「キッチンマイスター」資格取得、オリジナルキッチンで差別化

遊建築工房（愛知県名古屋市）はメーカー既製品ではなくオーダーキッチンの提案により他社との差別化を図っている。同社は夫婦二人が会社を経営を行っており、2014年に二人でキッチンマスター（コミュニケーション＆リーディング発行）を取得。以降、キッチンの交換だけでなく、空間そのものを良くしたいという需要に応えた結果、LDKリフォームの受注を年5件ほど受注できるようになった。「以前は営繕的なリフォームの受注が多かった。現在はキッチンを軸にLDK空間そのものを見直すことで300〜500万円ほどの受注になっています」と、室田一行代表は話す。

カフェ風のLDK空間に映える木製のアイアンキッチン