マンションリフォームに強い会社はどのような策で受注を伸ばしているのか。4社の取り組みをリポートする。
1週間で10組
2004年の創業時から毎年、増収を果たしているセンスプロジェクト(神奈川県横浜市)。2021年7月期の売り上げは前期比1億円増となる5億円になった。そのうち、マンションリフォームの割合は8割を占める。
スケルトンの状態での見学会を開催。配管の状態などを居住者が見て、自分の部屋に照らし合わせてリフォームを依頼する
なぜこれほど受注できるのか。フックは見学会だ。開催1週間で10組ほどが来場するのだが、ポイントは完成後の見学会だけではなく、施工中も行うこと。間仕切りもなくし、配管だけ残したスケルトン状態を見てもらう。同じマンションの住民は、実際の給排水の配管状況や天井裏のダクトの部分など、日常見ることができない自宅がどのような状態か、驚きの声をあげる。劣化が確認できれば、「自分もリフォームを考えなければ」となる。
「マンションの居住者は一蓮托生です。公開中の部屋の劣化が進んでいれば、他の部屋にお住まいの方も他人事ではなくなります」と齋藤浩光社長。
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