リモート接客対応の等身大パネル
ギンガシステム(東京都渋谷区)は、オンライン相談システム「テレ窓」の販売を開始した。テレビを見る感覚で、音声だけでなく映像や資料を交えて対応ができる。
オンライン相談システム「テレ窓」の使用イメージ
来訪者はボタンを押すだけで設置先に繋がり、設置先もリモコン操作のみで画面を通じてコミュニケーションができる。画面は上半身が映る大きさ。身振り手振りを加え分かりやすく説明することができる。
専門知識を持った人が本社やコールセンターにいれば、人材を配置しなくても支社・支店の来訪者への対応が可能だ。
サービス開始のきっかけを比嘉英樹社長はこう話す。「コロナ禍によってリモートでの相談が一般的になりました。顧客の中にはITに弱い方もいらっしゃいます。遠くに住んでいる方が、専門家がいるところまで足を運んでやり取りをしなければならない状況を解決するために開発しました。リフォーム事業者であれば、インテリアコーディネーターや整理収納アドバイザーと提携し、テレ窓を通して施主とコミュニケーションを取ることで、営業の質を高めることができます。そこにいるお客さんを逃がさないきっかけになると思います」
機材費は、6年リースで来訪者側月額4980円、設置側月額4800円。利用料は、ともに月額4800円。
現在は官公庁に導入しているが、今後は民間企業への提携先拡大を目指す。
比嘉英樹 社長

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