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URとイケアのモデルルームが人気

URとイケアのモデルルームが人気

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公開から1カ月で300組来場

 UR都市機構(神奈川県横浜市)の賃貸物件を家具販売大手のイケア(千葉県船橋市)がコーディネートした賃貸モデルルームが人気を呼んでいる。同物件は横浜市都筑区にある港北ニュータウンの一室で、公開から1カ月で約300組が訪れた。
モデルルームは横浜市営地下鉄「仲町台駅」から徒歩5分に位置する「プロムナード仲町台」。間取りは3DKで、サイズは70平米。

60万円分のイケアの家具を利用

60万円分のイケアの家具を利用

 イケアは約60万円分の家具を使い、これまで若年層にはあまり人気がなかった団地のイメージを一新した。6畳の和室にはあえてホワイトカラーの洋物家具を置き、モダンでおしゃれな主寝室に仕上げた。
「イケアのメーンターゲットである30代の方が多く来場され、これまで当社が苦手としていた若い年代層へのPRに成功しました」(団地マネージャー・尾神充倫氏)

 また港北ニュータウンのUR賃貸住宅に新規に契約するユーザーと現在同物件に住む入居者に対し、イケアの家具プランナーによる家具の無料コーディネートを実施している。モデルルームを訪れたユーザーのうち、13名が同サービスを利用しており、数十万円相当の家具をイケアで購入した。

 今回のモデルルームが非常に好評だったことから、イケアとコラボした第2弾のモデルルームの公開を計画している。

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