リフォーム売上5億円のアズマ四国、工事金額ごと3つのチーム制採用

リフォームで年間5億円売り上げているのが、アズマ四国（徳島県阿南市）だ。年間工事件数は、1920件を記録。リフォーム事業部では、部長と設計を含み14人で提案活動を行う。50万円以下、50万〜700万円、700万円以上と3つの工事金額ごとに担当チームを分け、効率化を進めている。

リフォーム専業で5億円売上

売り上げの75％はOBからのリピート

大型改修の集客はホームページでの発信で行う

同社は、水回りの設備交換を主軸としたリフォーム事業を手がけている。以前は地元徳島県だけでなく、高知県や淡路島などでも営業していたが、現在は本社から車で1時間で移動できるエリアを商圏としている。

5億円売り上げられる理由の一つが、OBからのリピート受注を徹底していること。売り上げのうち75％を占める。OBは50万円以下の工事が多いので、「小工事」部門が担当して効率化を図っている。

小工事の担当者は4人在籍し、仕事を分担している。1人は、「住まいメイト」という名称で会社の近隣にあるOB顧客のフォローの専任だ。工事後1カ月・3カ月・半年後に訪れ、ニュースレターを直接手渡す。リフォーム工事を希望された際は、後日メンテナンス担当者3人で手分けをして訪問し、現場調査やヒアリングなど受注につなげるフローに集中する。