リフォーム業界実態調査
見積もり編
施主が読んで分かりやすく
リフォーム事業を手掛ける伸内装(神奈川県横須賀市)は見積書を作る際、工事の内容が詳しく分かるように心がけている。工事一式と書いて終わらせるのではなく、時系列順に工事内容を書くのだ。既存トイレ撤去作業から始まり、既存配管フランジ撤去、給排水切り回し工事、設置取り付け費といった順番で記載する。「見積もりを上から見ていけば工事内容が分かるようになっています」と五味伸一社長は話す。
トイレリフォームの内訳明細書の一部。トイレ工事に必要な作業を時系列順に記載している
分かりづらい言葉の解説も重視する。「専門用語だけではお客様は困ってしまうと思います。どんな工事なのか分かるように、工事内容を解説する資料を見積もりと合わせてご提供することもあります」と五味社長。
「弊社は価格で勝負せず、細かい提案に力を入れています。他店の方が安かったとしても、工事内容をしっかりご説明することで弊社の価格にご納得いただけると思います」

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