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「マンションリフォームマネジャー試験」合格率30.5%の試験問題にチャレンジ!

「マンションリフォームマネジャー試験」 合格率30.5%の試験問題にチャレンジ!

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マンションリフォームマネジャー試験第31回(2022年度)マンションリフォームマネジャー試験学科試験問題
主催:(公財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター

 マンションリフォームマネジャー第31回試験が昨年10月2日に全国5都市で実施された。マンションリフォームのニーズ増加に伴い、専門知識を持つ者が求められている。本試験に合格すると、マンションリフォーム・リノベーションなどの仕事の領域を広げることができる。これまでの試験合格者は、延べ1万619人。試験合格者は99人。合格率は30.5%。学科と設計製図の試験があり、学科は50問中30問正解が合格の目安。今回実施された学科試験問題の一部を紹介するので次回(2023年10月1日を予定)に向けて挑戦してみよう。


【問題1】日本におけるマンション普及の歴史に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

1.長崎県端島(軍艦島)には、日本最初の鉄骨造7階建て集合住宅である「30号棟」(年)が炭坑労働者向け社宅として建設された。
2.コープ・オリンピア(1965年)では、当時の賃貸住宅では最新の設備(水洗トイレ、ガスコンロ、ダストシュートなど)を導入し、居住者間のコミュニティ形成促進のため、屋内外に共用空間を設置した。
3.分譲マンションの最初の事例は、東京都が住宅難解消と土地の高度利用、不燃化などを目的に渋谷駅前の繁華な立地に建設した宮益坂アパート(1953年)である。
4.東急スカイライン(1987年)は、日本で初めて、高さ100mを超える超高層マンションとして建設された。


【問題2】マンション管理の法制度に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.1962年に制定された区分所有法では、区分所有権の対象を明確化し、共用部分の範囲および所有関係、管理者、集会などについて規定された。
2.1983年の区分所有法の改正では、建物が老朽化した場合等に関して、集会における特別多数議決による建替え制度が導入された。
3.建築後相当の年数を経たマンションの急速な増加を見込んで、マンション建て替え円滑化法が2001年に制定された。
4.民泊新法が2017年に施行され、専有部分の用途に民泊を原則可能とする規定が設けられた。


【問題3】マンションの住戸平面形式に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

1.ライトウェルを設けると、住戸の中央部に外壁面を増やすことができ、通風、採光を良くすることができる。
2.フライングコリドーは、共用廊下を南側とし、共用廊下に面して生活感が出やすいリビングを設ける手法である。
3.NEXT21には、核家族以外の住まいとして、独立した個人が複数集まって暮らす個室群住居が提案されている。
4.アクティ三軒茶屋は、可動間仕切りを設置し、変化する世帯構成やライフスタイルへの適合を可能にした住まいの提案である。

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