有料会員登録で全ての記事がお読みいただけます

郡山塗装、自社職人採用にこだわり「なり手少なさはチャンス」

郡山塗装、自社職人採用にこだわり「なり手少なさはチャンス」

このエントリーをはてなブックマークに追加

郡山塗装 セミナーレポートダイジェストVol.2

本企画では、リフォーム産業新聞社主催のプロ向けイベント「リフォーム産業フェア2023」で実施されたセミナーのダイジェストを紹介していく。第2弾は郡山塗装(福島県郡山市)の佐藤隆社長のセミナーだ。

研修施設を用意、育成に注力

自社職人採用にこだわり

郡山塗装 「KPUトレーニングアカデミー」を設立。育成環境を整えている「KPUトレーニングアカデミー」を設立。育成環境を整えている

自社職人にこだわり

同社は約10年前に住宅塗装事業を開始した。当時の同事業の売上高は約1億円だったが、現在は23億円へと急伸。その背景にあるのは人材だ。

現在の社員数は163人、そのうち自社職人が62人を占める。社員の平均年齢は31.6歳で半数以上が20代。佐藤社長は自社職人にこだわっていると話す。「長い目で見た時に、自社で採用し、郡山塗装イズムが浸透した職人へと育成する必要があると考えました」

郡山塗装 KPUトレーニングアカデミー外観KPUトレーニングアカデミー外観

職人のなり手の減少が指摘される中、どのように採用すれば良いのか。佐藤社長はアプローチの方法が重要だと話す。例えば、就職説明会などで学生から「人手不足の業界は残業が多くて大変ではないか」などネガティブな意見が出ると、佐藤社長はポジティブな視点で切り返す。「なり手が少ないということは、ひっぱりだこということ。これはチャンスだと話しています。この業界で手に職をつければ、腕一本で家族を養えるのが僕たちの仕事だぞと伝えています」

有料会員登録で記事全文がお読みいただけます

毎日ニュース配信中!リーフォーム産業新聞公式LINE

リフォーム産業新聞社の関連サイト

閉じる