南勝・大信住器、リフォーム・不動産系人気YouTuberが集結!1動画1万再生超えも!集客につなげる動画作りのコツを全公開
本企画では、リフォーム産業新聞社主催のプロ向けイベント「リフォーム産業フェア2023」で実施されたセミナーのダイジェストを紹介していく。第11弾はインスペクション業務を手掛ける南勝(大阪府大阪市)の印南和行社長と、リフォーム会社の大信住器(福岡県北九州市)の元吉敏文社長のセミナーだ。両者は人気住宅系YouTubeチャンネルを運営。動画のサムネイルがクリック率を向上させるカギだと語る。
ネガティブ訴求の動画が人気
商品ランキングに注目集まる
累計2億円を受注
印南社長が運営するYouTubeチャンネル「YouTube不動産」は、不動産や住宅に関する情報を発信している
元吉社長が運営する「リフォームEnjoyチャンネル!現場アウトプットマン」はリフォームの商品知識や選び方、ポイントなどを発信している
印南社長が運営するYouTubeチャンネル「YouTube不動産」は、不動産や住宅に関する情報を発信している。チャンネル登録者数は約10万人。一方、元吉社長が運営する「リフォームEnjoyチャンネル!現場アウトプットマン」はリフォームの商品知識や選び方、ポイントなどを発信している。チャンネル登録者数は約2万人。
YouTubeのメリットについて、印南社長は「私が有益と思っている情報を消費者に伝えられること」と語る。元吉社長はリフォーム工事の受注を挙げる。約3年前にチャンネルを開設し、YouTubeで同社を知った顧客からリフォーム受注した金額は、YouTube開始から累計2億円。また、営業スタッフの成約率が向上し、現在約70%を誇る。元吉社長は顧客がYouTubeを通して自社に対する信用度を高めていると語る。
動画制作では、印南社長はまずユーザーが知りたい内容を探すと語る。参考とするのは、チャンネル登録者数の3倍以上の再生数を稼ぐ動画だ。撮影では全て台本通りに話す。印南社長は「『そう思いますよね』のようなところまで台本に書いて、一言一句ほぼ台本通りに話しています」と語る。一方、元吉社長はまず競合の動画の分析や視聴者が求める動画探しを行う。チャンネル登録者数の何倍も再生数を稼ぐ動画は「企画とサムネイルにパワーがある」と話し、参考にする。次にサムネイルを作成。ユーザーに訴求するワードを用いて、ユーザーの興味を引くことを意識する。元吉社長は「内容が良くてもサムネイルが良くなければ再生されません」と語る。次に企画を作り、動画撮影、編集、概要欄のリンクの作成、動画のアップロードの流れとなる。その後アナリティクスで再生数などを分析し、次の動画制作の参考にする。
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