2024年のリフォーム業界のトレンドを4つ取りあげる。トレンドとは、GX(グリーントランスフォーメーション)、職人不足、DX(デジタルトランスフォーメーション)、中古住宅。4つのトレンドキーワードをもとに、今年力を入れるべきことを解説する。
窓リノベと太陽光改修推進
カーボンニュートラルに貢献
補助金1350億円
今年リフォーム業界のトレンドとして注目されているのが、GX(グリーントランスフォーメーション)だ。昨年2月、日本政府は「GX実現に向けた基本方針」を閣議決定。実はGXに大きく関わるのが、窓や太陽光のリフォーム。これらに取り組むリフォーム会社は、どのようにGXに貢献しているのだろうか。
経済産業省によれば、GXとは「化石燃料をできるだけ使わず、クリーンなエネルギーを活用していくための変革やその実現に向けた活動」を指す。カーボンニュートラルや温室効果ガス排出削減の実現に向けた取り組みが、これに当てはまる。
政府は昨年9月、「GX投資促進策」を公表。今後10年間で「くらし関連部門のGX」に60兆円以上を投じる。
住宅・建築物には、14兆円以上の予算がついた。例えば、「先進的窓リノベ事業2024」は、昨年の1000億円から1350億円に増額。既存住宅の窓ガラス、サッシの断熱改修工事において、約2分の1を補助する。
太陽光発電は、2030年度の電源構成14〜16%に向けて力を入れると発表。つまり、リフォーム事業のうち窓リノベと太陽光リフォームがGXに貢献できると認められたのだ。
窓リノベと太陽光リフォームについて取り組む企業は、どのようにGXに貢献していくのだろうか。
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