「アキュラホーム」のブランドで知られる注文住宅・リフォームを手掛け、2024年2月期に689億円を売り上げたAQ Group(埼玉県さいたま市)。同社は、地盤調査を展開する地盤ネット(東京都新宿区)とのタイアップで、耐震リフォームサービス「匠・トリプル耐震測定」の提供を開始した。その名称の通り、人と機器の両面から見て3つの診断方法を組み合わせ、信頼度の高い耐震測定ができる点が特徴だ。
3つの診断で耐震補強提案
計測器を活用し、適正な価格実現
実際に耐震診断して出てくる数値。画面上で確認できる
地盤調査会社と連携
3つの診断とは、計測器を戸建ての建物内に置いて行う診断、1〜2時間かける人によって行うリフォーム診断と実測による耐震測定、そして「デジタル耐震シミュレーション」活用が入る。
従来、耐震診断は設計図面や現地調査による情報を基に、耐震診断士などが耐震性能を総合的に判断する。だがこのサービスでは、診断士だけでなく計測器を活用。そこで出た数値も計測し、正確でかつ適切な補強工事を提案できるのが特徴だ。
具体的な工程として、まず従来の耐震診断と同じように耐震診断士による目視調査を行う。次に、AQ Groupと地盤ネットによる実測。計測器を設置し、人間では感知できない微弱な揺れを調査、耐震測定する。

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