関西を中心に店舗展開するアートリフォーム(大阪府吹田市)は、10月に神戸HDC(ハウジング・デザイン・センター)に新店舗を開設する。同社の店舗としては10店舗目で、今後神戸市の旗艦店にしたい考えだ。
神戸HDCはJR神戸駅のすぐそばにある、11階建ての住宅関連の総合施設。住宅に関わる様々な企業が出店しており、住宅設備メーカーのショールーム、大手ハウスメーカーの営業店などがある。リフォーム専業店としては、ナサホームの子会社みずらぼ、Ginzaが店舗展開している。
同社はこれまでショールームを併設した店舗を展開してきたが、神戸HDC店については、ショールームスペースは最小限にとどめ、主に打ち合わせスペースとして利用する予定だ。
新店舗のスタッフとして5名を計画しており、初年度の売り上げ目標は1億円。
「今後の店舗展開に自信をつけるため競合他社が多く出店し、競争の激しい神戸HDCに出店しました。今後は同店舗を神戸市での売り上げの要にしていきたいです」(大本哲也社長)
同店は兵庫県の店舗としては、神戸市東灘区の神戸支店、神戸市垂水区の西神戸支店に続き3店目となる。来期は関西を中心に、年2店舗のペースで出店する計画だという。
アートリフォームの今期売上高は約30億円を見込んでおり、そのうち一般ユーザーからのリフォーム売上げが約10億円。今年5月に横浜支店を開設し、関東進出を果たしている。

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