外壁塗装のポータルサイト「外装塗装優良店グループ」が本格始動に向けて、動き出す。運営するのは塗装リフォームを行うにしやま(愛知県豊田市)。現場を知っている塗装事業者自ら開設したサイトであることが最大の特徴で、今年中に100社の加盟を目指す。
サイト名は「外壁塗装優良店グループ
西山昌志社長はサイト開設の目的を「集客コストの削減のため」と話す。同社では現状、全体新規客集客の8~9割をWEBから獲得している。1件あたりの集客コストは1万7000円弱と、一般的なチラシによる新規客獲得と比較すると販促費用は抑えられているものの、近年は徐々にコストが増えてきた。
その理由はPPC広告費用の拡大。PPC広告とはクリックに応じて費用が発生するインターネット広告で、その単価アップが集客コスト上昇の原因になっていた。
そこで、PPCに頼らない集客体質を確立するために、ポータルサイトを構築。案件は全国で発生するため、加盟企業を募っている。利用の費用は紹介案件ごとに定額を支払う形となっており、その費用は1案件につき1万1000円。
既に40社が加盟し、「外壁塗装」のワード検索順位ではYahooで6位となっている。今後は一般利用者の増加と、加盟企業を増やし、サイト力向上を進めていく。

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