中古住宅仲介、リノベーション、一体ローンをワンストップ対応する新店舗がこのほど、横浜市にオープンした。運営会社は、和久環組(わくわく、神奈川県横浜市)。8月に設立されたばかりの新会社だ。屋号は「Beat HOUSE(ビートハウス)」。
横浜市にショールームも
社長の鎌田友和氏は神奈川県内の有力不動産会社の流通事業責任者を務め、これまで5000件の仲介実績を持つ。
新会社では横浜、川崎エリアの中古住宅の仲介をメーンとし、合わせてリノベーションの設計、施工にも対応する。さらに不動産取得費用と改修費用の一体ローンにも対応する。
初年度は仲介件数で90件を計画。
リフォームについては数パターンのメニューを用意。1つは一度スケルトンにして全面改装する「チェンジ」。もう一つは7種のテイストから選ぶ「セブンフィール」。具体的なテイストとは「ビーチスタイル」「昭和ロマン」「北欧」「山小屋」「ビンテージクラシック」など。それぞれのテーマごとに、リフォームに使用する建材・設備、間取りなどがあらかじめ決まっているパッケージ商品となる。
さらにできるだけローコストで仕上げたいユーザー向けの「アレンジ」も提供。
リフォームについては1件平均受注単価を600万~800万円ほどに想定。
「今、新築は個性的な住宅が少なく、面白みのある物件があまりありません。でも中古を買ってリノベーションすれば、もっと自由に、自分らしく個性を出せる。社名通りワクワクする住まいを提供したい」(鎌田友和社長)
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