東京テアトル(東京都中央区)は、中古マンションの仲介に合わせて、リフォームを提供する新事業「リノまま」を本格的にスタートした。現在、担当は1名だが、来期には4~5名の体制にし、年間40件の中古住宅仲介とリフォームを手掛ける計画。
同社のビジネスモデルは中古住宅探しからリフォームまでを一度に対応するというもの。「良い中古の選び方」といったテーマのセミナーを毎週末行い、物件の探し方から再生の方法までを解説するイベントを行っている。
既に受注した事例は、昭和49年に竣工した1350万円の中古マンションを同社で仲介売買し、約700万円のリフォームをかけて再生した。独自のサービスとして、購入後1年間は雨漏りなどの重要な瑕疵を同社が保証する。その他にも24時間トラブル駆けつけサービスや、設備・機器の最大5年保証なども行い、中古購入者の不安を解消する狙い。
「特に瑕疵については売主さんにも買主さんにもお互いに不安なものです。これを私たちが保証すれば安心感につながると考えています」(不動産販売事業部販売統括部、バイヤーズリノベマネジメントグループの神谷梓主任)。

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