八清(京都府京都市)は、ウェブサイト強化に乗り出している。再販物件のPRを強化する目的。
同社では京都市内の町家を買い取り、リノベーションして販売するビジネスモデルを展開。この物件の仕入れ、プラン、販売までのすべてを担当するのが10名の「コーディネーター」。彼らの情報発信を強化する。具体的にはそれぞれ個人のフェイスブックアカウントを持ち、プロデュースする物件情報や再生の経過報告などを発信していく。
個人の手掛ける物件やスキルをウェブ上でPRすることで、各個人のファンを獲得する狙い。
同社では担当者の再生アイデアを元に中古住宅をリノベーションし、商品化を図る。これまでコーヒー好きのための再生住宅「fikaso(フィカソ)」や、女性一人暮らしのための物件「ウサギプロジェクト」など個性的な住宅が販売されてきた。
「十人十色の再生をしようといつもコーディネーターに言っています。その個性ある担当者にファンがついてきてくれるようにブランディングを図っていきたい」(西村孝平社長)
同社ではウェブを集客の柱としている。ウェブサイト更新の担当者も社内に5名いる。

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