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外国人職人育成で人手不足に活路フォトボルテック

外国人職人育成で人手不足に活路 フォトボルテック

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 太陽光施工や営業の研修事業を展開するフォトボルテック(大阪府茨木市)が外国人職人を工事会社に紹介する事業を開始した。ベトナムの現地で募集した人材に対し、屋根工事と電気工事の技術を研修し、日本で3年の期限付きで働いてもらうという仕組み。

 屋根職人は慢性的に人手不足の状態が続いており、また将来的には高齢化によってさらに深刻な職人不足に陥る恐れがある。ベトナムで職人を育成することで、国内の人手不足を解消しようという狙い。屋根工事と電気工事の両方の技術を身に付けることで、太陽光工事も行うことができ、コストパフォーマンスの高い職人を現場で活用できることになり、コストダウンにもつながる。同社では事業の説明会を今後継続して行っていく予定。

 「今、現場では屋根職人でありながら電気工事もできる人材が求められています。工期、コストを抑えるためです。ベトナム現地で研修を行い、こうしたニーズに応えられる人材を国内の工事会社に紹介します。期限付きの雇用なので、景気の変化などにも対応できます。もちろん、工事技術だけでなく日本語の研修も行いますので、ご活用いただければと考えています」(山口眞一企画部部長)

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