関西を中心に10店舗を展開するアートリフォーム(大阪府大阪市)が好調だ。今期(7月決算)の売上高は当初計画の30億円を上回り、32〜36億円で着地見込み。人員も100人を突破したことから、随時新拠点展開を進めていく。
「ここ半年ぐらいは、ホームプロや雑誌、来店での引き合いが好調でチラシを一切やめていました。4、5、6月は見えない部分があるにしろ32億円は超えると思います」(大本哲也社長)
今後は、年間2、3店舗を目安に出店を進めていく。近々の候補地としては、大阪府の豊中、高槻、兵庫県の西宮。住設機器を並べた、ショールーム併設店舗を出店する考えだ。
その後も、大本社長は新規出店に意欲的だ。「南大阪もありえますし、大阪府内だと東大阪や八尾、枚方なども考えられます。また、長期的には広島や名古屋なども考えたいです」
関西以外では約1年前に神奈川県の横浜に関東1号店を出店した。当初は2人でスタートしたが、6月で4人体制となることから、2年目は2.5倍の2億円の売り上げを計画する。
「関東は関西の2、3倍の市場規模があると思います。オリンピックまでは関西の売り上げが大きいでしょうが、その後は関東が増えてくるでしょう」(大本社長)
同社は、元々不動産会社への営業によるBtoBリフォームからスタート。現在は元請け工事割合が増加し、売り上げの約半分がエンドユーザーからの受注となる。

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