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「みずらぼ」で年商13億円計画ナサホーム

「みずらぼ」で年商13億円計画 ナサホーム

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 ナサホーム(大阪府大阪市)が展開する水まわりリフォーム専門店「みずらぼ」が好調だ。前期(12月決算)は同事業で6億3000万円の売り上げだったが、今期は倍以上となる13億円を計画。今年に入り兵庫県神戸市、大阪府枚方市、奈良県奈良市の3店舗を出店し、7月には大阪市阿倍野区に4店舗目の出店を予定している。

 「みずらぼ」は2011年7月にナサホームが別ブランド店舗として展開した水まわりリフォーム専門店。ナサホームは大型の提案型リフォームを中心に提案するのに対し、キッチンやバス、トイレといった水まわりの小型工事に提案内容を絞った。1000万円という出店コストの安さや初年度黒字化を達成する収益性の良さから、出店を加速。現在の店舗数は10店舗となり、7月の出店でナサホームブランドの店舗数(10店)を超え、11店舗となる。

 「今は、水まわり専門店をうたっているところがあまりありませんので、反響もいいのだと思います」(江川貴志社長)

 チラシの反響率は3000~4000分の1。取扱商品数を絞っているので、ベテラン営業マンでなくても運営できる点が特徴で、若手スタッフの教育の場にもなっている。

 「今年は15人の新卒社員が入りまして、そのうち8人をみずらぼ勤務にしました。来年は20人の内定を出しているので、そのうち12、13人がみずらぼに入る予定です。」(江川社長)

 今年は7月の出店で最後の予定だが、来年はみずらぼブランドで4、5店の出店を計画。初めて近畿以外への進出も予定している。

 今期の売り上げ計画はナサホームとみずらぼを合わせて44億円。6年後の2020年に100億円を目指す。

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