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京阪ホーム、4拠点目を吹田にオープン増税前の需要拡大に備え準備

京阪ホーム、4拠点目を吹田にオープン 増税前の需要拡大に備え準備

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 大阪エリアで約12億円売り上げるリフォーム会社、京阪ホーム(大阪府枚方市)が4店目となる吹田店を9月27日にオープンした。当面、1店舗当たりの最低売り上げラインとなる3億円を目指し運営していく。

 吹田店の店舗は15坪。従来の商品を展示したショールーム型の店舗ではなく、事務所機能のみを持つ店舗としてオープンした。常駐人員は営業3人。チラシを中心とした集客活動を開始し、現状約5000分の1の反響を獲得している。

チラシを中心に集客、反響は5000分の1
チラシを中心に集客、反響は5000分の1

 「よい空き店舗がなかったので、小さな事務所にしましたが、将来は移転しショールーム型を考えています」(近藤亘社長)

 来年10月には消費税が10%に上がる可能性がある中、増税前に発生するであろう駆け込み需要を見込み、出店を急いだ。

 同社は、2000年に塗装の個人商店として創業、2005年から法人化し、内装リフォーム提案を開始した。2006年には初の住設機器を展示したショールームを枚方にオープン。その後2010年東大阪、2012年高槻と隣接する地域に拠点を拡大していった。

 現在の工事は水まわり工事が中心で売り上げの65%を占める。半期の反響数はキッチン168件、バス178件、水まわりパック(キッチンやバスを含むパック)が104件。そのうち約6割が成約に至る。

 人員体制は営業23人、全体32人。集客はチラシが中心で4店の月間配布枚数は約130万部。平均反響数は4500分の1。 次は2年後をめどに豊中への出店を計画中だ。「まずは大阪全体をカバーしたい」と近藤社長。水まわり商材を中心としたビジネスモデルで事業拡大を進めていく。

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