頸城建工(新潟県上越市)が、5月中旬、家具・生活雑貨店を出店する。店舗名称は「act(仮)」。リフォームへの入り口を広げることが狙いだ。

出展する家具・生活雑貨店のイメージ
店舗は2階建て総面積650平米。テーブルやベッドなどの家具、照明器具、アロマオイルなど数百品目を販売する。設計に高級ホテル「ザ・ペニンシュラ東京」を手掛けたデザイナー、橋本夕紀夫氏を迎え、上質感を演出する。
今回の出店について福田孝則社長は次のように語る。「狙いは、これまでリフォームになじみのなかった方々へのライフスタイル提案です。旅行や車の購入などを優先してきた方々に、質の良い家具や雑貨の展示を通して、目指す生活空間をイメージしてもらい、リフォームの顧客開拓につなげていきたい」
展示の中心となる家具は職人が作った木製の国産品だ。中心価格帯は5万~100万円と幅広い価格帯でラインアップする。「海外も調査で多く回りましたが、日本の商品は質が高い。職人のこだわりや意気込みが伝わるような展示にしたい」(福田社長)
リフォームへつなげる方法としては、店内に相談コーナーを設ける。リフォームのスタッフが常駐し、顧客の問い合わせに応えるようにする。
同社の2015年3月期のリフォーム売上高は約23億円の見込み。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
WEB限定記事(2025/07/03更新)
-
1654号(2025/06/23発行)25面
-
1654号(2025/06/23発行)31面
-
1654号(2025/06/23発行)21面
-
1654号(2025/06/23発行)21面