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棟晶、再販戸建ての販売強化Q値0.7台を年間10棟

棟晶、再販戸建ての販売強化 Q値0.7台を年間10棟

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 北海道の棟晶(北海道札幌市)が超高性能の戸建て再販物件の販売を強化する。昨年から開始し、現在の販売実績は2棟。今年は10棟の実売を計画する。物件取得後、断熱改修により目指すQ値は0.7台。月1棟ほどペースで販売を進めていく。

 同社の再販住宅の大きな特徴が光熱費を約半分にできる住宅性能。札幌市西区のモデル住宅シミュレーションでは、年間暖房費が一般的な住宅の約半分、9万円ほどに抑えられる。改修費用が上乗せされる分、販売価格は高いが、「光熱費の削減交換で、住宅にかかる費用は相殺される」と早坂晶秀社長は話す。

 物件をスケルトン状態にしたあと、壁には、中と外から挟み込むように発砲ウレタン断熱材を張り付ける。壁厚は200~230mm。床下は約150mmの現場発泡ウレタン、天井にはロックウール約400mmを敷き詰め、窓にはトリプルガラスのYKK AP樹脂サッシを採用。1,000万円以上の費用をリフォームにかけ、販売価格は3,000万~3,500万円ほどとなる。

 「北海道ではQ値1でもまだ足りない。0.7台にしていきたい」と早坂社長。更なる性能向上を目指す。同社の前期売り上げはリフォームを中心に5億7300万円。今期は7億円を目指す。

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