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ゾアコーポレーション、マンション改修特化で約9億円見込み客育てる養殖型ビジネス推進

ゾアコーポレーション、マンション改修特化で約9億円 見込み客育てる養殖型ビジネス推進

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差別化戦略

ゾアコーポレーション(神奈川県横浜市)は1991年に設立したマンションリフォーム専業の会社だ。2025年3月期の売上高は約8億9000万円と、競合の多い神奈川でトップクラスの実績を持つ。その強みは安定した引き合い情報を獲得し、労力のかかる業務を時短化する仕組みの構築だ。

顧客を育てる

ゾアコーポレーション 横浜市「あざみ野」の店舗は体感型店舗横浜市「あざみ野」の店舗は体感型店舗

同社は社員数27名で、神奈川県横浜市に3拠点、東京都町田市に1拠点を構えるリフォーム専門店。マンションに特化している点が特徴で、年間約650件ほどの工事を手掛けている。専有部の水回り改修をメインとしており、平均単価は約150万円。

東京・神奈川エリアは競合がひしめくエリアだが着実に業績を伸ばしつつある。いまから10年ほど前の年商は5億円ほどだったが、2025年3月期の売り上げは約9億円にもなる。

事業拡大のきっかけとなったのが「養殖型ビジネスモデル」だ。これはターゲットとするマンションを定めて、その世帯に継続的に販促活動を行い、リフォーム見込み客を育てていくというもの。同社では神奈川県横浜市、川崎市、東京都町田市にある約200棟のマンションに毎週チラシを配布している。

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