【ショールーム研究vol.22】インテリックスがSRをリニューアル

リビングからキッチンを見る

Vol.22

インテリックス空間設計　青山リノベーションスタジオ

（東京都渋谷区）

年間販売1000件以上のマンションの買取再販を行うインテリックスグループで、設計・施工を一手に引き受けるインテリックス空間設計（東京都目黒区）。その施工ノウハウを生かしたオーダーリノベーションのためのショールームが「青山リノベーションスタジオ」だ。

選択肢や工夫を散りばめたSR

国産家具でスタイリングを統一

マンションリノベーションに特化した同ショールームは、多数の物件を手掛けて導き出した最小寸法をはじめ、寸法が至るところに書いてあるのが特徴だ。

例えば、キッチンと背面収納の間の通路幅は最小寸法75センチ。背面収納のキャビネットにはキャスター付きで可動し、最適な通路幅を体感できる。一般的に60センチが多い、クローゼットの奥行きの最小寸法も、同じく展示で確認ができる。これはハンガーパイプにかけたハンガーが収まるぎりぎりの寸法だ。「マンションは専有部の広さが決まっています。ある部位を極限まで小さくして削り出した数センチ分で、豊かなスペースや、お客様の快適なスペースをつくり出せるのです」（リノベーションデザイン部長阿部貴氏）