ニチエネ
◎主な取り組み
- 研修センターで施工の技術を習得できる
- 年間休日を120日に増やし、仕事とプライベートを両立しやすく
研修センターで施工の技術を学ぶ
自社運営の採用サイトも活用
菅井真吾
専務取締役
全国的に職人不足が深刻化するなか、自社職人の採用に注力しているリフォーム会社が増えている。ニチエネ(東京都港区)は未経験から手に職をつけられることをアピールし、応募数を確保。プロタイムズ総合研究所(東京都府中市)は福利厚生の拡充に取り組んでいる。
未経験者を採用し、半年で育成
年間休日は3割増
50人の職人が在籍
ニチエネは不動産管理会社や賃貸オーナー向けに、給湯器やエアコンなどの住宅設備機器の交換や修理を行っている。2025年3月期の会社全体売上高は約95億円。小規模な工事も含めて年間に約8万件の工事を行っている。
同社には元請けから大量に設備の修理依頼が寄せられる。修理依頼にスピーディに対応できるかどうかが経営課題だ。特に夏場のエアコン、冬場の給湯器の修理は極力早く対応しなければ、元請けや居住者の暮らしに影響が出る。職人が独立したり離職したりするケースもあり、安定した職人数の確保が最重要となっている。
自社職人を確保するために行っている取り組みは主に2つ。1つ目は「未経験でも手に職をつけられる」点を強くアピールしていることだ。同社は東京都八王子市に職人の研修センターを設けており、入社後は通常の業務に従事しながら、週に2〜3回の頻度で同施設に通う。
この記事の関連キーワード : トップニュース ニチエネ プロタイムズ総合研究所 福利厚生 職人不足 職人不足に立ち向かう
最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1675号(2025/12/01発行)2面
-
WEB限定記事(2025/12/02更新)
-
1675号(2025/12/01発行)9面
-
1675号(2025/12/01発行)3面
-
1675号(2025/12/01発行)3面








