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NEXTSTAGE、リフォーム現場調査や施工をナビする「Reppli」提供開始

NEXT STAGE、リフォーム現場調査や施工をナビする「Reppli」提供開始

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工事中の撮影箇所もナビゲーション(写真:工事中の撮影箇所もナビゲーション)

施工ナビアプリ

住宅施工品質の向上サービスなどを展開するNEXT STAGE(大阪府大阪市)は、来年2月からリフォームの現場調査や施工についてナビゲーションするアプリ「Reppli(リプリ)」の提供を開始する。リプリは工務についてのスキルや知識を持たない人材でも施工管理が可能になるツール。同社が行う第三者検査や分析機能も備えている点が特徴だ。技術者が足りていない事業者も施工品質を向上することが可能になる。

スキルレスで使えるアプリ誕生

ナビゲーションにより
現場管理を標準化

「技術者ではなく営業担当が施工のすべてを把握できれば、元請けとして施工会社と意思確認や指示出しをし、一気通貫の職務が担えます。また、第三者が施工状況を確認後、業者に対する工事指示や評価項目が標準化されていれば、一定の工事レベルが担保できます」と小村直克社長は、アプリ活用の意義を説明する。

リプリは、ナビゲーション機能によりどの工事で何をチェックをすればよいのか、図表や文章で分かりやすく説明される点が最大の特徴だ。例えば屋根のカバー工法であれば、足場設置と屋根の仕上げ下地材撤去、現状確認といった項目別に、施工手順や注意事項が図表で分かりやすく表示される。結果としてスキルがない人材でも指示に従ってチェックするだけで施工管理が可能となる。施工手順や注意点は職人側も確認でき、知識不足により起きていた「足場の基準を無視して組み立ててしまう」といった課題解決にもつながる。知識不足によりブラックボックス化していた品質の見える化を可能にした。「特に営業の方は建築の法的基準の知識がない場合や、どういう施工の手順が適切かも理解していないケースがあります。辞書代わりにナビをみていただくことで勉強にもなります」(小村社長)

アプリ内で元請事業者の指示書の作成も可能。例えば、駐車場の位置や工事にまつわる細かい指示を入れておくと伝え漏れの防止や、重複した指示の伝達削減にも役立つ。

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