リフォーム会社の勉強会組織、Jackグループ(岐阜県高山市)は5月18日、東京・八重洲ホールで、関東甲信越ブロック勉強会を開催した。

30人余の経営者が集まった
当日は、商圏20万人の地方都市で約24億円の売り上げを実現しているサンプロの青柳弘昭社長の講演をはじめ3講演を実施。会員以外も含め、リフォーム会社経営者を中心に30人余が集まった。
講演の1人目はダンドリワークス(滋賀県大津市)の加賀爪宏介社長。同社は、必ず起きる協力業者と発注側との情報伝達ミスを無くすクラウドサービス「ダンドリワーク」を提供する。今までFAXや電話で行っていた情報伝達をクラウド上に移すことで仕事を効率化した上、ミスを減少させる。会社設立から約2年。既に利用企業数は100社を超え、さらなる拡大を続けている。
加賀爪社長は「複雑なシステムは現場では使いこなせない。それを分かっているメンバーが作ったのがダンドリワーク」と最大の特徴を話した。
2人目はサンプロ(長野県塩尻市)の青柳社長。タイトルは「小さくても存在価値が高くて強い会社への歩み」。10年かけて同社が行ってきた強い会社をつくるための要素を「ヒト、モノ、カネ」という経営資源の観点から話した。同社は特にヒトに重点を置き、あえて異質集団を目指してきた。ゼネラリストではなくスペシャリストを社内に入れることで新たな価値観を生み、多様なニーズに対応できる社内環境をつくり出した。
青柳社長は「望む結果を誘因する」と目指してきた方向性を話した。
最後は近年、住宅会社に特化したコンサルを行うラン・リグ(東京都渋谷区)の渡辺昇一社長。「人が集まる!活躍する!採用成功の極意」のタイトルで講演した。渡辺社長は売り手市場が進む中で、「一番をどこで作っていくかが採用でも重要」と話す。就職希望者に選んでもらえるポイントを作ることの大切さを挙げた。また、採用成功の方程式を掲示。「ターゲティング×集客×惹きつけ×見極め×フォロー」の5つの掛け算が採用成功に結びつくと話した。
同グループでは、非会員も集めた勉強会を今後も定期的に開催していく。ランリグ

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