相陽建設(神奈川県相模原市)は、戸建て住宅の全面改装に加えて、ガーデンやエクステリアといった外構部分の工事を提案することで、大型工事を受注している。
「お客様の多くは庭のことまでは考えていないので、庭とセットの住空間を提案することで、他社との差別化ができます」(船田紀夫取締役)
リノベーションで多いのは、単価が1000万円ほどの案件で、そのうち200万~300万円が外構部の費用。昨年度は10件を受注し、今年は15件を見込んでいる。
同社では、ホームパーティーや菜園・ガーデニング、ガレージでの車やバイクのメンテナンスなど、庭を使った様々な余暇の楽しみ方を提案している。
例えば、ホームパーティーを開くことができる庭。道路に面した塀に、ピザ窯やバーベキューコンロを設置。玄関ポーチとテラスを一体化することで広いスペースを確保し、アプローチの植え込みには、マリンランプを置くことで、夜間に足元が照らされるようにするといった工夫も凝らしている。

ホームパーティーができる庭
さらに、同社で施工した場合、バーベキューインストラクターの資格を持つ社員による講習を無料で受けることができる。
「お孫さんや近所の人たちを呼んだり、趣味を楽しんだりできる空間を提供することで、50~60代の方々が元気に過ごすお手伝いをしていきたいと考えています」(船田取締役)
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