桃栗柿屋(滋賀県東近江市)が受注数を伸ばしている。現在、月間42件のリフォームを受注しており、今期は年商5億円に届く勢いだ。
野々村新治社長は受注数を増やすにはホームページのコンテンツを充実させることが重要だと話す。「チラシやイベントに来てもらったお客さんは、その後必ずホームページを見に来られます。この会社に頼んで大丈夫なのかなと『確認』するために見に来るわけです」

集客力が高まったホームページ
注文数を増やすためのには4つページを作ることが重要だという。1つ目のページは「会社案内~どんな会社なの?~」。ここでは野々村社長の顔写真、経営理念、お客様へのお約束、社名の由来、創業物語、などが掲載。文字数は1万文字にもなる。「中小企業は代表者がどんな人であるかということをきちんと示さないと信頼が得られない」(野々村社長)
2つ目は「スタッフ紹介~どんな人がいるの?~」。ここでは13人のスタッフの顔写真とプロフィールが書かれている。重要なのはそれぞれの出身地が載っていること。地元出身のメンバーが多いため、頼む方にも安心感がある。
3つ目は、「施工事例~どんな工事があるの?~」。キッチン、お風呂、トイレ、エクステリアといった8種類のカテゴリーを、100件ほど紹介。どんな工事でもできることをPRすることで、多様なニーズに応えられることを示している。
4つ目は「お客様の声~評判はどうなんだろう?」。ここでは、リフォームしたお客さんの顔写真と直筆の「お客様の声」を14件紹介。「写真と直筆のコメントはリアリティーがあり、嘘をついていません、ということを表現しています」

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