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L&F、空き家管理の参入支援年内50社導入へ

L&F、空き家管理の参入支援 年内50社導入へ

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 L&F(千葉県千葉市)は、空き家管理ビジネスに参入したい業者向けサービス「日本空き家サポート」を開始した。

 同社では空き家管理の商品メニュー、顧客管理システム、顧客獲得のための営業方法などを開発。これらをパッケージ化して事業者へ販売。点検方法なども指導する。

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 現在、サービス導入契約を結んでいる企業は12社。10都道府県で空き家管理サービスを開始している。今年12月末までに50社の契約、36都道府県でのサービス開始を計画している。

 空き家管理サービスメニューは3種ある。例えば、月1万円のスタンダードプランは室内の換気、通水、防犯確認、簡易清掃、雨漏り・カビ確認の5項目をチェックする。屋外は郵便受け確認、簡易清掃、建物外部目視点検、庭木の確認、管理看板の設置などを行う。検査は月1回。

 また、空き家のオーナーにはオンライン上で確認できる「空き家管理レポート」を発行する。管理作業はウェアラブルカメラを身につけた管理人がムービー撮影しているため、空き家のオーナーは動画で対象物件の状況を確認できる。レポートはメールで配信され、空き家のオーナーはパソコンやスマホで確認できる。

 森久純社長は「まずは空き家管理サービスを立ち上げ、地域での顧客数を増やしてもらいたい。このビジネスは仲介、売買、リフォームなどに派生するため、さまざまなメリットが出てきます」と話す。

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