東京と神奈川で拠点を運営するエンラージはリノベーションブランド「S・W・G」のPRを強化している。
「S・W・G」とは「海(SEA)」「風(WIND)」「緑(GREEN)」がテーマ。「都会にいても自然を感じられる暮らし」を提案する南青山店発のブランドだ。アメリカ西海岸をイメージし、古材やエイジング加工した建材などを用いた施工からリノベイメージに合う家具、インテリアまでトータルで提案する。
昨年6月から販売を開始し、客単価のボリュームゾーンは1000万~1500万円。ここまでは30~40代の商社や大手企業勤務の富裕層が主な顧客になっている。

情報誌で「S・W・G」の浸透を図る
「ブランドを紹介するサイトも用意していますが、これまでの集客はほぼポータルサイト経由での提案によるもの。そこで、ブランドPRのために今年からタブロイド版の情報誌の配布を行っています」(石田祐一社長)
情報誌はA3サイズ4ページで、ブランドイメージに合う近隣のショップやアイテムを紹介する内容。3カ月に1回、2万部をポスティングするとともに、1万部を近隣の店舗300件に店置きで配布する。
「まずはブランドイメージの浸透。そこから徐々にライフスタイル提案、リノベーションへとつなげていきたい。目標は2年後に『S・W・G』単独で売り上げ2億円」(石田社長)
同社は今期年商6億円を計画している。

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