京都府京都市と長岡京市に1つずつ店舗を構える赤塚工務店(京都市)の赤塚徹社長は、「費用対効果だけを見てチラシ営業を中止していましたが、その価値を見直し、再開することにしました」と語る。
チラシでは会社紹介にも注力
チラシの配布を中止したのは7年ほど前。理由は、リフォームの紹介サイト経由で十分な受注を確保できるようになったからだ。チラシでは営業効率が低いと判断した。年間のリフォーム売り上げは2億7000万円ほど。
一方で、現場は散らばるようになり、営業範囲は車で40分ほどになった。そして、現場への移動が次第に負担となっていった。
このため、11月からチラシの配布を再開。各店舗の周辺2、3kmの範囲に、5万部を新聞折り込みで毎月配る。移動効率の改善を図るとともに、地域での存在感アップも狙う。
また、紹介サイト経由の受注は引き続き行う。チラシ再開による受注増を見越して、リフォームの営業を8人から10人に増員する予定。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1654号(2025/06/23発行)25面
-
1654号(2025/06/23発行)31面
-
1654号(2025/06/23発行)21面
-
1654号(2025/06/23発行)21面
-
1654号(2025/06/23発行)17面