「マイホーム借り上げ制度」を運営する移住・住みかえ支援機構(東京都千代田区)。同機構は、高齢者の住み替えを促すことで、既存住宅の活用を進め、空き家の増加抑制に一役買っている。
シニアの家を借り上げて若い世代に貸し出す。空き家にならない仕組みが大切
50歳以上が対象
「マイホーム借り上げ制度」とは、50歳以上のシニアを対象として、賃料保証付きで自宅を借り上げ、転貸するというもの。1人目の入居者が決定すれば、空室が発生しても、持ち主は既定の賃料収入が得られる。
金額は査定賃料下限の85%が目安で、相場の8~9割ほど。
これまでの利用件数は約800件。条件が悪い場合も家賃で調整することで認可のハードルを下げており、不認可のケースは、年間を通しての定住ができない場合など、数件のみ。

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