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空き家率が全国1位の山梨県。地元甲府市では、不動産会社、建築家、工事会社などが連携して魅力的な改修によって空き家を減らそうと取り組みが始まっている。住まいのプロ集団「ゆたかな不動産」(山梨県甲府市)では、主に賃貸住宅の空き部屋を減らそうと内装や間取りが選べるリノベーションを進めている。
土間と無垢のフローリングが半分半分の空間。
間仕切りはなく、借り主のアイデア次第で自由に暮らし方を決めることが可能。
作り付けの収納はシンプルに(左)。キッチンも無駄を削ぎ落としたデザイン(右)。
「賃貸住宅でも間取りや内装を選べたら楽しいのでは」。Vivit Base(甲府市)の武原麻耶社長は昨年5月に手掛けた「宮原プロジェクト」をこう振り返る。同社は地元甲府市で不動産仲介業を手掛け、「ゆたかな不動産」のメンバーの1社。対象となった物件は数カ月間空き家となっていた2002年の竣工物件(63平米)で、もともと飲食店として利用されていた。これを「選べる」賃貸住宅にコンバージョンしたところ、すぐに入居者が決まった。
元々は飲食店が入っていたが賃貸住宅にコンバージョンした。

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