「安全ボックス」全国展開
リフォーム・リノベーションを手掛けるアップルホーム(神奈川県横浜市)は、耐震シェルター「安全ボックス」の全国展開をスタートさせた。
見た目は普通の部屋と変わらない仕上がり
安全ボックスは、剛鉄製のボックスを室内に設置する耐震シェルター。既存の建物とは切り離した構造で、既存の土台や柱と別に新たな基礎と鉄骨フレームから作る仕組み。そのため個々の耐震強度に左右されることなく、築年数の古い物件でも対応が可能だ。「産学官連携で強度実証実験を実施しています。上から約34tの力をかけても、上部の桁が変形しただけで安全ボックス本体は影響を受けませんでした。地震で2階の屋根や壁・家具が天井に落下しても安全ボックスが入った部屋は潰れません」(田尻正吉社長)
外へ避難できるよう掃き出し窓がある部屋が最適。フレームの中に新たに部屋を作り、元の部屋の窓からも採光できるようにしている。そのため見た目は普通の部屋と変わらない仕上がりになる。

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