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- > 空き家改装、資金集めは「クラウドファンディング」で
ウェブ上で事業の資金調達を行う、いわゆるクラウドファンディングを活用し、空き家を改装する取り組みが各地で誕生している。「実現したいが資金が足りない」と悩む事業者から人気を集めている。
京都では社員寮を小劇場にするプロジェクトも
商店、劇場など再生
東京都文京区の谷中銀座商店街で、1軒の店舗を複数の借り主で利用する「シェアショップ」が誕生した。これを立ち上げたのは、コムガーデンの屋号で不動産仲介業を行う尚建(同)。
1階は店舗、2階は住居という昔ながらの長屋が連なるこの商店街は伝統ある人気の観光地。空き家となっていた建物を3社が共同で使えるようにリノベーション。地域に根付いてくれる小規模な商店、アトリエなどとして借り主を募集する。
工事費用として同社と物件オーナーが計800万円を用意。足りない資金はクラウドファンディングサイト「レディーフォー」で50万円を募集。ネットを通じて資金提供したい人が集まり、見事目標額を達成した。

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