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studioniko、空室目立つビル外壁をイチョウ並木に調和する山吹色にリノベ

studio niko、空室目立つビル外壁をイチョウ並木に調和する山吹色にリノベ

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リノベーションの物語

Ry the OVAL

 空室の目立ったビルをリノベーションで蘇らせたのがstudio niko(スタジオニコ・東京都世田谷区)だ。同社は宮城県仙台市にある築36年の、医療施設とオフィス、マンションが入る複合ビル「the OVAL」を再生。建物は、イチョウ並木が広がる近隣に調和する山吹色に変わった。

studio niko 山吹色とブラックの2色で塗装された「the OVAL」After:山吹色とブラックの2色で塗装された「the OVAL」
Before:施工前のビル

クリニックと住戸を「分ける」

 「the OVAL」は仙台市にある8階建てのビル。1~2階がクリニック、3階がオフィス棟、4~8階が住宅という複合施設だ。管理会社である山一地所(仙台市)が建物の大規模修繕を行う際に合わせて、建物の問題の解決を図る計画を立てた。

 問題点は2つ。1つは外壁が白色から劣化して灰色だったため、全体的に暗い印象を与えていた点。そのため、クリニック利用者にも住宅居住者にも印象が良くなかった。

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