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西日本ホーム(島根県松江市)のリフォーム部門である増改築プラザ松江店は今年度、中古住宅のリノベーションと大型リフォーム受注に特に力を入れている。

▲西日本ホーム 増改築プラザ松江店
中古住宅のリノベーションでは、同社が3年前にFC加盟し開設した「ハウスドゥ松江店」との連携を図り、中古物件の紹介からリノベーションまでをワンストップで提案する。リノベーションの平均単価は150、180万円と決して高くないが、月ベースで5、600万円の売り上げにつながっている。同店の宮里輝彦店長によると、中古住宅はそのままでも住めるくらいの良い物件も多く、水回り改修とクロスの貼り替え程度で済ませる施主が多いという。「経済的な事情もあるのでしょうが、それよりも家にはあまりお金をかけず、住宅ローンに追われない余裕のある生活を望む風潮が広がっているようです」(宮里店長)
一方、単価5500万円以上の大型リフォーム受注では、今まで手掛けた実例も豊富なことから、実例集としてプラザ内で紹介したり、3次元CADを使い具体的に提案を行うなどして、年ごとに売り上げを伸ばしている。リフォームの内容は採光や生活動線を考慮した間取り変更に耐震と断熱を加えるケースが多く、依頼主は親と一緒に住みたい30代と退職前の50代後半の夫婦が多いという。宮里店長は「震災を経験し、家族皆で住みたいという声が多く聞かれるようになりました」と話している。
新しい動きでは、今年7月に「ホームプロ」島根版が開設されるのを機に加盟し、ウェブでの受注増に期待を掛ける。

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