金見工務店の家具木工部「世界分の1工房」(島根県松江市)は、"木育"を推進するため、地域の子供たちを対象に木工教室を開催している。今年で3年目を迎えるが、とくに保護者のあいだで評判が広がり、待ってもらうほど人気のイベントになっている。

▲子供たちの自由な発想で好きなものを作る
木工教室は年に4回以上開いており、小学校や幼稚園に出向いて行われることが多い。使用する木材は、子供たちに資源の大切さや物の価値を伝えたい思いもあり、すべてが廃材だ。金見誠司社長は「"木育"運動を広めるためボランティアで始めましたが、認知がかなり進んできたので、最近ではハードルを少し高めようと、親子1組500円を目安に頂戴しています。子供たちからありがとうの言葉や手紙をもらうのが何よりうれしいです」と話している。

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