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《リノベーション物語》ワコール、京町家をリノベーションで宿に

《リノベーション物語》ワコール、京町家をリノベーションで宿に

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リノベーション物語ロゴ京の温所 西陣別邸

 10月1日、京都・西陣エリアに築約95年の京町家をリノベーションしたホテル「京の温所 西陣別邸」がオープンした。手掛けるのは大手下着メーカーのワコール(京都府京都市)だ。どのような施設なのか聞いた。

ワコール 築約95年の京町家をリノベーション築約95年の京町家をリノベーション

中庭臨めるお風呂

 同施設は、もともと西陣織を生業とする商家が客をおもてなしするために建てた京町家。町屋の趣を残しつつ現代生活に寄り添った住空間へとリノベーションされている。

 リノベーションのプランは、建築家・中村好文氏とファッションブランド「ミナ ペルホネン」の皆川明氏によるもの。非日常を感じられる中村氏の空間設計や、皆川氏セレクトのアートピースなど、随所に見えるこだわりも特徴だ。

ワコール ミナ ペルホネンのファブリックが印象的左:ミナ ペルホネンのファブリックが印象的
右:太陽の光が降り注ぐオリジナルのシャワーブース

 1階にあるキッチン&ダイニングは、町屋の構造を生かした吹き抜けのある広々とした空間となっている。床に炭モルタルを設えることで、夏はひんやり、冬は床暖房で暖かく快適に過ごすことが可能。キッチンにはさまざまな設備や調理器具、ワインセラーなどが備えられており、京都の食材を調理して楽しむことができる。

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