年200回、始業前に勉強会
「経営は人づくり」。こう話すのは岩手県で土木建設業を手掛ける小田島組(岩手県北上市)の小田島直樹社長だ。同社はこの5年間で売り上げが倍増している今伸び盛りの企業。その理由は積極的な人材採用と徹底して若手を育てる「勉強会」にある。
【リポート/編集長 金子裕介】
小田島直樹 社長
半分が10~20代
小田島組は1970年に創業した岩手県の地場ゼネコン。年商は44億円だが、驚きなのが、この5年間で売上高が倍増しているのだ。
その大きな要因として新卒採用を軸とした積極的な人材獲得。この間、約30人採用し現在社員数は115人となった。マンパワーが増え、案件対応数が増えれば売り上げは上がる。が、同社の特徴的な点は10代、20代という若手ばかりの組織でこの実績を生み出しているという点だ。
実は同社の社員の半分が10~20代の若手。「来年15人の新卒内定者が入ってくると、平均年齢は30歳ほどに下がり、ますます若い組織になる」と小田島社長は話す。

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