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無印良品が老朽団地救う、リノベ部屋に若者殺到

無印良品が老朽団地救う、リノベ部屋に若者殺到

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累計800戸に

 UR都市機構(神奈川県横浜市)と無印良品を運営する良品計画グループのMUJIHOUSE(東京都豊島区)がコラボレーションして行うリノベーション「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」が人気だ。木のぬくもりと白い壁を軸に、毎年テイストを変えながら築古団地をリノベし、若年層の支持を広げている。

MUJI×UR ホームページでも大きくPRしているホームページでも大きくPRしている

 これまでMUJI×URで手掛けてきたリノベーションは全国48団地で、件数は毎年100戸以上、累計でも800戸を超えた。特徴は毎年トレンドを入れてすこしずつ変わっている点だ。

 例えば、15年度の愛知県名古屋市の桜田団地、18年度の相生山団地を施工した事例では、土間空間を広くして多目的ルームを設置した。玄関土間横には可動式の収納棚も取り付けている。

 また17年度、大阪府枚方市の香里団地ではウッドデッキを新設。アイランドキッチンも備え、1階ならではの利点を生かした。

 「現場から出てきた意見や流行を元に、毎年1つか2つ、新しいプランを立てます。ムジハウスらしさと団地の良さ、トレンドを融合させ、新たな住まいのスタンダードを目指しています」(住宅経営部ストック活用計画課・佐々木淳一課長)

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