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テレワーク化の加速により、住宅のリノベーションが進むと予想される中、どのようなデザインが求められるのだろうか。「リノベーション・オブ・ザ・イヤー」で2回の総合グランプリ経験を持つタムタムデザイン(福岡県北九州市)の田村晟一朗代表取締役と、TDYリモデルスマイル作品コンテストで受賞経験のある光テック(高知県高知市)の夕部美子取締役に尋ねた。
タムタムデザイン
オンライン会議普及、見せたい改装増える
断熱性アップで遮音性も向上
タムタムデザインの田村代表取締役によれば、テレワークにより自宅とオフィスの境目がなくなりつつあると指摘する。自宅に入るオフィス機能は、資料作成やデザインなどパソコン1台あればできること。それ故、自宅でも仕事ができる環境作りが不可欠になり、選ばれる立地にも変化が出てくる。
自宅の一部を働く場にしたリノベーション
「これまではオフィスに近い都市部の物件が重要で、隣が高層マンションというのが多かったです。しかし、自宅で仕事ができるとなれば、そうしたアクセスの良さではなく、より景観重視、部屋の充実感が求められます。開疎化という言葉もありますが、密度の高い都市部に住む必要がなくなる。郊外でも生活必需品がそろう環境であれば、許容範囲内になるのではないでしょうか」
では、リモートする際のワークスペースには何が求められるのだろうか。まず大事なのは、集中できる場の提供だ。その1つに、遮音・防音が挙げられる。「遮音や防音は、間違いなく重要になってきます。自宅で働いていると、子供の声や外の音が入ってきて、その音が気になり集中できないことがあります」
遮音することで、仕事や勉強で自分の集中するモードに入ることができる。例えば押し入れを作業場としてデスクを設置し、引き戸をガラス戸に変えた場合、閉めることで遮音性を上げた事例もある。
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