コロナ禍の今、ガーデン、エクステリアリフォームの需要が増えつつある。ガーデンルームやウッドデッキなどを打ち出したチラシで高反響を得ている会社も出てきた。背景には気分転換する場所を求めていたり、室外の工事で3密になりにくいなどの理由がありそうだ。
「お庭カフェキャンペーン」を実施
50分の1の反響
ワイドアルミ(神奈川県横浜市)は5~6月、ガーデンルームやウッドデッキがある空間を提案する「お庭カフェキャンペーン」を実施した。チラシを約1000枚撒き、約20件の反響を得るほどの好評ぶりだ。これまでガーデンルームの受注は月1、2台ほどだったが、月3、4台という伸びを見せており、消費者の庭に対する意識が高まっていることが伺える。
また、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて「これまでになかった消費者ニーズが出てきた」と巾竜介社長は話す。ある施主は、気分転換に外で仕事ができる空間としてガーデンルームがほしいと同社に相談した。
ガーデンリフォームは、人と人との接触が少なくて済むという観点から受注につながったケースもある。元々室内のリフォームを検討していたが、人との接触を避けられるためガーデンリフォームに変更した施主も。さらに、外出自粛により家にいる時間が多くなったからこそ受注獲得が増えた工事もある。例えば、目隠しができるリフォームを希望する施主が増えたと巾社長は言い、「テレワークに伴い普段は使わない部屋を使い始め、外からの視線を気にするようになったのでは」と推測する。加えて、後付けシャッターの取り付けが昨年対比で約3倍と増加。これについて「去年の台風の時から取り付けを検討していたけど忙しくて工事が出来なかったが、今は時間があるから工事をしようという動きのようです」と巾社長は語る。
ガーデンルームの人気がじわり
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