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受賞物件をモデルハウスに
北海道を地盤にリノベーションを手掛けるスロウル(札幌市)は、中古+リノベを軸に年10件弱のリノベーションを行う。その平均単価は2000万円。年5~10件ほどの施工ながら、リフォーム売上高は1億円を超える。その秘訣は、モデルハウスと不産内覧時の「同行インスペクション」だ。
【リポート/編集部 高田遥介】
同社のリノベーションモデルハウス。補強コンクリートブロック造りで、中古住宅の味わいを生かしながら高い断熱性能を確保している
不動産内見にお客と同行
同社のリノベーションは、中古戸建てを購入した後にオーダーメイドでフルリノベーションする事例が9割を占める。顧客層は一次取得者層がほとんど。手掛ける物件は、築20~30年ほどが中心になっている。
同社の集客は自社ホームページと、自社モデルハウス。月20件ほどの問い合わせがきて、そのうち半分ほどがモデルハウスに来場する。
実はこのモデルハウスこそ、同社の強み。この物件は、リノベーション協議会(東京都渋谷区)主催の「リノベーション・オブ・ザ・イヤー2016」にて、800万円以上部門(当時)で最優秀賞を受賞した「三角屋根のブロック造の家」なのだ。
築40年を超え、床面積112.8平米の補強コンクリートブロック造りの2階建て。床材はシラカバ、ナラ、タモ材を使用し、メインの材質は北海道森林組合連合会から購入している。断熱も行い、グラスウールによる内断熱から180mm厚の外断熱に変えた。
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