気軽に家を変えていく文化を
「無印良品」ブランドを展開する良品計画(東京都豊島区)が部分リフォームのサービスを開始した。昨年12月にオープンした1400坪の店舗「無印良品 東京有明」内では、入り口を入ってすぐの場所に部分リフォームのモデルルームを設けている。モデルルームの様子と、サービスの展開についてリポートする。
入り口を入るとすぐに、部分リフォームのモデルルームが続く
無印らしい素材感が特長
部分リフォームのモデルルームは60平米。店舗を入るとすぐに、土間・趣味部屋、寝室、水まわり空間、リビング・ダイニングのモデルルームが続く。天然素材で設えた手触り感がある空間の中に、同社の販売する家具や収納用品が心地良く収まっている。住空間(リノベーション・リフォーム担当)部門マネージャーの林巧氏は「経年劣化ではなく経年美化として、家具と同じようにリフォームも天然素材にこだわっています」と語る。
左:素材の質感をそのまま生かした土間/趣味部屋
右:床・建具・家具の素材を合わせた統一感のある寝室
空間ごとに用意したパッケージをもとに一部屋単位でリフォームを請ける。戸建てもマンションも対応。例えば、寝室であれば解体も含めて133万円から。床材や建具はオークかウォールナットから選ぶことができる。同社がリフォームの相談からプランニング、家具の納品を担い、施工は連携工務店と施主が直接契約をして行う。
左:腰掛けて身支度することもできる広々とした洗面スペース
右:リビングダイニングとキッチンをつないだ家族が集える空間

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